「帰って家に誰かいる?」
誰かいるなら、その人に見ていて貰えばいいけど、この状態で1人でここまで来てるから、たぶん、居ないんだろうな。
そう思っていると、ななちゃんが控えめに首を横に振った。
なら、尚更帰すわけには行かない…
「さっきも意識失っちゃったし、1人にするのは心配だからさ…」
そう言って、ななちゃんの顔をのぞき込むと、分かってくれたのか、小さくコクリと頷いてくれた。
よかった…
それでも嫌だって言われたら、どうしようもないからな…
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