落ち着いてきたかな?
すすり泣く声が聞こえなくなってきた。
「ななちゃん…?」
「すー…すー…」
寝て…る…?
ちらっと見てみると、腕の中で気持ちよさそうにななちゃんが寝ていた。
…
どうしよう…
そーっと腕をどかそうとすると、ななちゃんがぎゅっと擦り寄って来て、服を握っていた。
…朝までもつかな…
だけど、寝ている姿も可愛い。
どかそうとしていた腕を戻して、ななちゃんを抱きしめる。
理性と戦いながら過ごして、寝たのは朝方だった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…