車に載せて、急いでマンションに向かい、家に入る。


寝室のベットにななちゃんを寝かせた。


うちにはひと通りのものはあるから、プチ病院みたいになっている。


点滴台を持ってきて、点滴パックを掛けて、酸素マスクをつける。



「ななちゃん、今日はゆっくり休んでね。」


俺は、同じベットで寝るわけにもいかず、いつでも変化に気がつけるように、寝室に置いてあるソファーに横になった。