「お前さ、怒ってばっかで疲れねー?」
……今怒らせてるのは、どこのどいつだよ‼
「めちゃくちゃ疲れますが、それが何か?」
半分皮肉を込め、白々しい声でそう言うと。
生嶋くんはポケットに手を突っ込み、その中から何かを取り出してあたしの目の前に差し出した。
「……?なに?」
「やるよ、これ」
手を伸ばすと、あたしの手の平に置かれたもの。小さな、キャラクターのストラップ。
「え、なにこれ?」
「やる。この顔、お前に似てるなーって思って」
そう言われて、見てみると。
大きく口を開けていて、飛び出した歯。
怒ってるような顔に見える。
……手に銃持ってるし。
「なぁ、なんか似てねー?」
……今怒らせてるのは、どこのどいつだよ‼
「めちゃくちゃ疲れますが、それが何か?」
半分皮肉を込め、白々しい声でそう言うと。
生嶋くんはポケットに手を突っ込み、その中から何かを取り出してあたしの目の前に差し出した。
「……?なに?」
「やるよ、これ」
手を伸ばすと、あたしの手の平に置かれたもの。小さな、キャラクターのストラップ。
「え、なにこれ?」
「やる。この顔、お前に似てるなーって思って」
そう言われて、見てみると。
大きく口を開けていて、飛び出した歯。
怒ってるような顔に見える。
……手に銃持ってるし。
「なぁ、なんか似てねー?」