「オイ。
俺の裸見たからって興奮すんなよ」



東條のお着替え姿。
学校の女子が見たら、さぞかし喜ぶだろうね。

あたしにとっては目の毒だけど。




「……っ興奮なんかしてない‼
何勘違いしてんのよっ……」



「へー……その割には顔、真っ赤だけど?」



ニヤニヤと怪しい笑みを浮かべながら、あたしの頬に触れる。


~~っ……‼




「ちっ、違う‼これは……っ……あ、暑いの‼」



咄嗟に口から出た言い訳。

東條はあたしの言葉を聞いて、またニヤリと笑った。





「暑いなら服、脱がせてやろっか?」



へ……?
あたしもしかして……危ない事、言った?




「そうだよな。

メイド服暑いだろ?ごめんな、気付かなくて」



そう言いながら、あたしのエプロンの紐を解き、ワンピースのボタンを外す。