もっ……もうやだよ……
「……とっ東條‼」
隣にいる東條の服の袖を引っ張る。
……あれ、反応なし。
もう一度、クイクイと引っ張ってみた。
「と……東條?」
「なぁ、蘭。のっぺらぼうって知ってる?」
は……?
いきなり何言ってんの?
なんて思うけど、実際は怖くて言葉にならない。
「なに、がっ……」
「知らない?……こんなの」
そう言って振り向いた東條の顔は……
「いやあああっ‼」
思わず顔を押さえてしゃがみ込んだ途端、部屋の明かりがついた。
急に部屋が明るくなって、そっと目を開けてみる。
た、助かった?
安心したからか、あたしの目からは勝手に涙が落ちて来た。
「……とっ東條‼」
隣にいる東條の服の袖を引っ張る。
……あれ、反応なし。
もう一度、クイクイと引っ張ってみた。
「と……東條?」
「なぁ、蘭。のっぺらぼうって知ってる?」
は……?
いきなり何言ってんの?
なんて思うけど、実際は怖くて言葉にならない。
「なに、がっ……」
「知らない?……こんなの」
そう言って振り向いた東條の顔は……
「いやあああっ‼」
思わず顔を押さえてしゃがみ込んだ途端、部屋の明かりがついた。
急に部屋が明るくなって、そっと目を開けてみる。
た、助かった?
安心したからか、あたしの目からは勝手に涙が落ちて来た。


