次は床だ。
掃除機だけで充分綺麗になった。

その後机、カーテン、クローゼットと片付け、ぐちゃぐちゃだったキアラの部屋は見違えるほど綺麗になった。


「これでよし」


綺麗になった部屋で深呼吸すると、大好きな妹の匂いがした。


「キアラ・・・」


カルマにとっては恋人のような存在のキアラ。


「お前は、俺が守る・・・」


ひとり、そうつぶやいた。










カルマsideend