先へ進むと奴がいた。

中里輪廻。
マジで嫌いな男であり今日のターゲット。


「待ってたよ。風音さん。いつか来てくれると思ってた」

「中里。盛大な歓迎をどうも」


あ~、早く終わらせて帰ろう。


「噂通り、かわいいね。僕よりも年下のようだ。どう?僕のお嫁さんっていうのは」

「・・・。」

「風音、大丈夫?」

「お、おう。混乱して何も言えなかった」

「こいつが欲しいなら、俺がいる限り無理だよ」


お前まで何言ってるんだ!