「じゃぁ、僕が援護するから近接にしなよ」


また割り込んできた。
俺がキアラと話しているのに、こいつ。

結局カイエの援護付き、近接戦になった。

あ〜あ。
俺だったらその場でキアラがやりやすい様に考えて行動できるっていうのに。


ふと、キアラを見ると広角が上がっていた。

「楽しい!」

「ッ!」

満面の笑みで返してきた。
今からでも抱きしめたい。


「じゃぁ、風音と黒百合は行っておいで!僕は相変わら
ずどっかの茂みにいるよ」

「分かった。行くぞ、黒百合」

「うん・・・」


言ったらキアラは、どんな顔をするのだろう。

そんなことを考えていた。






カルマsideend