キアラちゃんはなぜか横になろうとしない。
水があればいい?

そんな訳ないだろ!

でも確かに水は出したほうがいい。
ここにはコップと・・・


コップしかない!?

「水?水道水でも大丈夫?」

「なんでもいい・・・」

やばそう、いそげ!

水を渡すとキアラちゃんは一気に飲み干した。
すると、呼吸が安定してきた。

ふえ〜!良かった〜。力が抜ける。


「助かった。ありがとう」

「う、うん!俺、秋川。秋川天」


一応、自己紹介っと。
でも、やっぱり心配だ。あんなに乱れていたし。
大丈夫って言ってるけど・・・

「良かった!でも、本当に大丈夫?持病でもあるの?」

「持病か、あるよ」

・・・え?