【第17話】
・・・・・・私は こうきくんとつむぎと一ノ瀬くんの家にお見舞いに来ているのですが・・・。
「ええ!?大雨 暴風警報!?!?」
つむぎが携帯を見て素っ頓狂な声を上げた。確かに。今日は朝から風が強かったもんね。
「いや~天気予報士さんよ~!!!!しっかりしてくれよな~!
俺達 早くに帰れば良かったな。
そういえばコンビニ行った時も風強かったっけな~」
こうきくんが一ノ瀬くんの頭を触りながら言った。
「おい、こうき。お前が天気予報見てねーだけだろ。あと、頭さわんな」
一ノ瀬くんが こうきくんの手を振り払う。
こーゆー男子の会話、いいよね。和む。
こうきくんは口をぶーっと とんがらせた。
「あ、そーだ。つむぎと鈴。今日は帰らないって親に連絡しとけよ。」
一ノ瀬くんは こうきくんをドンと押して言った。
「え!?!?」
つむぎと声が揃った。
私達、一ノ瀬くんの家に泊まれるの!?!?
「え・・・でも、ご家族とかに迷惑じゃ・・・」
私は口を開いた。今は家族の帰りはないけど、帰ってきたら迷惑だもんね。
「だいじょーぶ!こいつの親、長年アメリカに出張中だから。」
こうきくんが また一ノ瀬くんの髪の毛をクルクルと触りながら言った。
「そそそ。いーから泊まってって。
外 あぶねーし。・・・つか頭 やめろって。」
一ノ瀬くんは また こうきくんの手を振り払った。
そーなんだ。だから冷蔵庫の中もカラなんだね。
「じ、じゃあ私達、親に連絡してくるわ」
つむぎが立ち上がった。私の腕をとって玄関の方に連れていく。
「うん・・・。うん。ママ、ごめんね。」
『いーのよ!かなちゃん!楽しんでおいで~!!!!』
ママは いつも通りテンションが高い。
音楽家としては いつもキリッとしてるけど、私やパパに対しては いつもこんな のほほーんとした感じだ。
嘘つくのは あれだから、正直に一ノ瀬くんの家に泊まらせてもらうって言った。
「あーおかん?今日さ、かなの家に泊まらせてもらうわ。あーうんうん。」
つむぎは つむぎママに私の家に泊まるって嘘をついた。確かに・・・つむぎママは こういう所、厳しいからなぁ~。
でもでも、私の家に泊まるって!
私、ママと打ち合わせしてないよ!?
「あーだいじょぶだいじょぶ!」
つむぎに言うと軽く 交わされた。
つむぎは許可がでたので明るい表情。
「なーメシ、どーする?」
私達がリビングに戻ると、こうきくんがお腹すいたように嘆いてた。
「あー、それはだいじょーぶ!
ここに料理上手な かな様がいるからね!」
つむぎが強引に私を2人の前に出す。
え?私が料理作るの!?
・・・・・・私は こうきくんとつむぎと一ノ瀬くんの家にお見舞いに来ているのですが・・・。
「ええ!?大雨 暴風警報!?!?」
つむぎが携帯を見て素っ頓狂な声を上げた。確かに。今日は朝から風が強かったもんね。
「いや~天気予報士さんよ~!!!!しっかりしてくれよな~!
俺達 早くに帰れば良かったな。
そういえばコンビニ行った時も風強かったっけな~」
こうきくんが一ノ瀬くんの頭を触りながら言った。
「おい、こうき。お前が天気予報見てねーだけだろ。あと、頭さわんな」
一ノ瀬くんが こうきくんの手を振り払う。
こーゆー男子の会話、いいよね。和む。
こうきくんは口をぶーっと とんがらせた。
「あ、そーだ。つむぎと鈴。今日は帰らないって親に連絡しとけよ。」
一ノ瀬くんは こうきくんをドンと押して言った。
「え!?!?」
つむぎと声が揃った。
私達、一ノ瀬くんの家に泊まれるの!?!?
「え・・・でも、ご家族とかに迷惑じゃ・・・」
私は口を開いた。今は家族の帰りはないけど、帰ってきたら迷惑だもんね。
「だいじょーぶ!こいつの親、長年アメリカに出張中だから。」
こうきくんが また一ノ瀬くんの髪の毛をクルクルと触りながら言った。
「そそそ。いーから泊まってって。
外 あぶねーし。・・・つか頭 やめろって。」
一ノ瀬くんは また こうきくんの手を振り払った。
そーなんだ。だから冷蔵庫の中もカラなんだね。
「じ、じゃあ私達、親に連絡してくるわ」
つむぎが立ち上がった。私の腕をとって玄関の方に連れていく。
「うん・・・。うん。ママ、ごめんね。」
『いーのよ!かなちゃん!楽しんでおいで~!!!!』
ママは いつも通りテンションが高い。
音楽家としては いつもキリッとしてるけど、私やパパに対しては いつもこんな のほほーんとした感じだ。
嘘つくのは あれだから、正直に一ノ瀬くんの家に泊まらせてもらうって言った。
「あーおかん?今日さ、かなの家に泊まらせてもらうわ。あーうんうん。」
つむぎは つむぎママに私の家に泊まるって嘘をついた。確かに・・・つむぎママは こういう所、厳しいからなぁ~。
でもでも、私の家に泊まるって!
私、ママと打ち合わせしてないよ!?
「あーだいじょぶだいじょぶ!」
つむぎに言うと軽く 交わされた。
つむぎは許可がでたので明るい表情。
「なーメシ、どーする?」
私達がリビングに戻ると、こうきくんがお腹すいたように嘆いてた。
「あー、それはだいじょーぶ!
ここに料理上手な かな様がいるからね!」
つむぎが強引に私を2人の前に出す。
え?私が料理作るの!?
