【第11話】
・・・今日の一ノ瀬くん、どうしたんだろう?
ボーッとしてたし。私が知る一ノ瀬くんの中では初めての光景だったな。
はっ!いけないいけない!
歌詞を作っている途中だった。
前にできた歌、もうちょっと変えたいところあるから編集中なの。
いままで、できた歌詞は・・・
『ねぇ。名前を呼んで。
私、自分の名前が好きになるから。
あなたに呼んでもらえた分だけ、
私は自分の名前が特別に思えるよ。』
・・・まで、できた。
でも・・・ここからのサビのフレーズが浮かんでこない。
・・・まだまだ時間が足りないのかもしれない。・・・息抜きしたぁーい!!!!
歌番組やってないし・・・。暇だな。
「・・・今日はやーめた!もう暗いけど、アイスでも買いに行こ!!!!」
私はパーカーをきて、部屋着で外を出た。
ん・・・ちょっと冷えるかな。
良かった。パパがいなくて。
親バカだから、こんな時間に私が外に出るって聞いたら泣いちゃうんだろうな。
私は夜風を交わすように急いでコンビニに向かった。
・・・コンビニについて、アイスをレジに持っていく時、すれ違いに、見覚えのある顔が見えた。私の好きな人の顔。
とても綺麗な雰囲気がそこにあったような気がした。
振り返ると・・・
「あー!一ノ瀬くん!」
一ノ瀬くんが(カッコいい)部屋着でお菓子を買っていた。
一ノ瀬くんもこっちに気づいたみたいで、振り返った。
「お、おう!鈴!」
ひゃー!名字呼び!幸せ!
・・・私達、前より絶対仲良くなってるよね?
「こんばんは!・・・今から その量のお菓子食べるの?」
一ノ瀬くんは1人では食べきれなそうな量のお菓子を持っていた。
両手を使っている。カゴは・・・持っていない。
「お、おう。明日学校休みだし。
やけ食い!」
なにかに吹っ切るように、一ノ瀬くんが言った。なぜか斜め上を見ている。
「やけ食い?
・・・ふふ。今日の一ノ瀬くん、なんか変なの」
私は つい、言ってしまった。
一ノ瀬くん、なんか可愛く思えたんだもん。
「・・・ーじゃあこれ、やるよ。」
一ノ瀬くんが 女子向けのグミをくれた。
(* ̄m ̄)プッ。一ノ瀬くんも食べるんだなぁ。
「これ、美味しいよね!
ありがとう!
じゃあ、おやすみ!」
「おう!」
私は一ノ瀬くんからグミを受け取って、レジでアイスの会計を済ませ、コンビニを後にした。
・・・今日の一ノ瀬くん、どうしたんだろう?
ボーッとしてたし。私が知る一ノ瀬くんの中では初めての光景だったな。
はっ!いけないいけない!
歌詞を作っている途中だった。
前にできた歌、もうちょっと変えたいところあるから編集中なの。
いままで、できた歌詞は・・・
『ねぇ。名前を呼んで。
私、自分の名前が好きになるから。
あなたに呼んでもらえた分だけ、
私は自分の名前が特別に思えるよ。』
・・・まで、できた。
でも・・・ここからのサビのフレーズが浮かんでこない。
・・・まだまだ時間が足りないのかもしれない。・・・息抜きしたぁーい!!!!
歌番組やってないし・・・。暇だな。
「・・・今日はやーめた!もう暗いけど、アイスでも買いに行こ!!!!」
私はパーカーをきて、部屋着で外を出た。
ん・・・ちょっと冷えるかな。
良かった。パパがいなくて。
親バカだから、こんな時間に私が外に出るって聞いたら泣いちゃうんだろうな。
私は夜風を交わすように急いでコンビニに向かった。
・・・コンビニについて、アイスをレジに持っていく時、すれ違いに、見覚えのある顔が見えた。私の好きな人の顔。
とても綺麗な雰囲気がそこにあったような気がした。
振り返ると・・・
「あー!一ノ瀬くん!」
一ノ瀬くんが(カッコいい)部屋着でお菓子を買っていた。
一ノ瀬くんもこっちに気づいたみたいで、振り返った。
「お、おう!鈴!」
ひゃー!名字呼び!幸せ!
・・・私達、前より絶対仲良くなってるよね?
「こんばんは!・・・今から その量のお菓子食べるの?」
一ノ瀬くんは1人では食べきれなそうな量のお菓子を持っていた。
両手を使っている。カゴは・・・持っていない。
「お、おう。明日学校休みだし。
やけ食い!」
なにかに吹っ切るように、一ノ瀬くんが言った。なぜか斜め上を見ている。
「やけ食い?
・・・ふふ。今日の一ノ瀬くん、なんか変なの」
私は つい、言ってしまった。
一ノ瀬くん、なんか可愛く思えたんだもん。
「・・・ーじゃあこれ、やるよ。」
一ノ瀬くんが 女子向けのグミをくれた。
(* ̄m ̄)プッ。一ノ瀬くんも食べるんだなぁ。
「これ、美味しいよね!
ありがとう!
じゃあ、おやすみ!」
「おう!」
私は一ノ瀬くんからグミを受け取って、レジでアイスの会計を済ませ、コンビニを後にした。
