それから数日後。紗菜は帰りが遅くなっていつもバイクの音が聞こえて来る時間帯になってしまった。

たまたま違う道で帰ってるとバイクが３、４台通った

BonBon⤴︎⤴︎

なんでこんな所を。。。

紗菜は下を向いて歩いた。

「おいおーーーいねぇちゃゃゃんなにしてんだぁぁぁ」

暴走族の男が紗菜に絡んできた

「いや、その。。。」

「たくっっよぉぉめんどくせーーのろーぜ！！」

男は紗菜を引っ張ると

「太一！やめろよ！！」

奥の方から大声で言われた。それにしても聞き覚えのある声が

「そんなかわいい女の子いじめたらモテねーぞ」

「総長！！！」

総長と呼ばれる男が近付いてきた。そして

「ごめんな〜うちのもんが」

総長が紗菜の頭に手を置くと

「「え！？」」

なんで！？なんでここに先生がいるの。。紗菜は動揺が隠せなかった

「総長？？どーしたんすか？」

「いや、なんでもない。」

「いきやすか？？」

「そーだな。」

那月が紗菜の耳元で

「わりーな。ごめん」

そーいって去っていった。