朝になって制服に着替えてリビングへいくと母の姿があった。

「おはよ。紗菜」

「おはよ。お母さん。。お兄ちゃん」

いるはずのない兄、花咲友也(ハナサキトモヤ)

「紗菜、朝ごはんにしましょ」

「うん」

兄は3年前に還らぬ人となってしまった。あの日の事件に巻き込まれなければ。。

「いってくるね。」

紗菜は学校にむかった。