100万回の祈り。

私の横をものすごい勢いで誰かが通り過ぎたんだ。
それと同時に爽やかな香りが広がった。

…え、もしかして菜月か菜々?

なんて、後ろを見るけど二人はまだ息を切らしながら走っていた。あれっ?

前も見たけどやっぱり誰も居なかった。
なぁんだ、気のせいかな?

ぼけーっとしてると二人もゴールしてたので、水筒を飲みながら段差に座った。

「プハーーッ疲れたねぇー!」
菜月がオッサンみたいなことを言いながら水筒を一気飲みした。

「オッサンかよ!」
すかさず菜々が突っ込む。

それに私は大爆笑
それが、3人の安定した関係。

再び会話が弾み出した。