100万回の祈り。

退屈な授業をのりきって、やっと部活の時間だ。
初の部活…といっても、先輩達は少し中学生の頃の上学年メンバー混じりだったから自然と馴染めた。

ある程度の説明や自己紹介を終え、練習がスタートした。
今日は林間練習だからダッシュだけらしい。

走るの苦手なんだけどなぁ…。
私は浮かない顔でスタート位置へと向かう。

「鈴音っ一緒に走ろ!」

駆け寄ってきたのは菜月だ。
菜月も同じバレー部だったから、いつでも一緒だったんだ♪

「うん!もちろん♪」
「菜々もいいかな??」

二人で話していると、菜々が気まずそうに話しかけてきた。
菜月はフレンドリーだから、すぐに友達になれるよね?

「あれ、この子鈴音の友達?
私のことは菜月ってよんで!よろしく!」

ほらね、やっぱり予想通りっ!