100万回の祈り。

ガラガラ…

あ〜やだなぁ…
ここに居るみんな、知らない人なんて…。

恐怖症とはいっても私は酷い方ではないから
ある程度は我慢すれば耐えられる…はず。

えっと田元…
黒板に書いてある席順を見ながら自分の席を探す。

カバンを置くとため息をついた。

このクラスでやっていけるのかな…?
なんて不安しかない。

「田元さん…だよね?あたし、隣の席の菜々です!よろしくねっ」

そう言って話しかけてきたのは隣の席に座っているこ。

髪はストレートの濃いブラウンでパッチリひらいた大きい目。
その容姿には誰でも惹かれてしまうほど可愛かった。