…そう。
私は今まで人に頼りすぎてたんだ。
誰かに送ってもらったものは自分の物にはならない。

自分でやることに意味があるんだって思ったんだ。

私の恋は私だけのものでありたい。

…なんでだろう?
急に思ったんだ。

私からの意外な言葉に二人は驚いたみたいで

“まじ?鈴音に任せるのは少し不安だなぁ(笑)
だけどそれが鈴音の気持ちなら、止めない。分かったよ!”

“そっか!
気づいてくれて良かった!”

“ありがとう”
これは、心からの言葉だった。

今まで迷惑かけてきたのも、面倒なことさせたのも
…全部鈴音なのに。