結局授業が終わるまで菜々にケータイを預けっぱなしだった。
それと同時に教室に浅井くんが入ってきた。

…なんで、二時限目から来るんだろ?
二時限目は国語。
先生はうるさいし、私は断然サボるなら絶対国語なんだけどなぁ

そう思ってると浅井くんは少しキョロキョロしてから私のとなりの席に座った。

えっ…?
なんで?

私は戸惑って後ろにいる菜々に目でヘルプサインを送る
菜々はそんな私に気づいて私のスマホを差し出した。

黙って受け取って画面を見た…ら。
私が今朝見たトークがどこか分からなくなるほど、沢山のメッセージがズラリと続いている。

驚きつつも、上から見返してく。