ずっと眺めるしかない神崎君の背中は2席斜め前だった。
『ねえ、誰見てるの?』
若奈が振り向きにやりと笑って聞いてきた。
『別にぼーっとしてただけだよ?』
焦りすぎてしどろもどろになってしまった。
『あ、わかっちゃったー!三宅でしょ?』
若奈が向けた視線に私も後を追う。
確かに神崎君と話しているから三宅君を見てたと思われても仕方ないか。
『ねえ、好きなの?』
『えええ、好きじゃないよ!』
『またまた〜、声かけてあげようか?
去年同じクラスでわりと仲良かったし、実は私、神崎君のこと気になっちゃってるからチャンスかも。』
嘘でしょ…困るよそんなの。
私も好きなのに、どーすればいいの。
『ねえ、誰見てるの?』
若奈が振り向きにやりと笑って聞いてきた。
『別にぼーっとしてただけだよ?』
焦りすぎてしどろもどろになってしまった。
『あ、わかっちゃったー!三宅でしょ?』
若奈が向けた視線に私も後を追う。
確かに神崎君と話しているから三宅君を見てたと思われても仕方ないか。
『ねえ、好きなの?』
『えええ、好きじゃないよ!』
『またまた〜、声かけてあげようか?
去年同じクラスでわりと仲良かったし、実は私、神崎君のこと気になっちゃってるからチャンスかも。』
嘘でしょ…困るよそんなの。
私も好きなのに、どーすればいいの。


