「えっ…えっと…は?!」


あたしはもう,
混乱して言葉さえも
出てこない。

暁は落ち着くまで
黙って待っていた。


「ええっと,
つまりあの……
"付き合って"と…?」

「いや……
ムリならいいし……
テカ,彼氏とかいって
入院してるトカ…ムリじゃね?
つか,気持ち伝えられた
だけで充分だし…」


あたしも考えた。

昨日の罪悪感のコト。

あれはもしかして―?


「ていうか,
あたしも好きだから!」

「えっ?! マジ?…」

「ウソついてどおすんの!
マジで,だから」