*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~

「大丈夫です。……副社長は、余裕ですね」


「まあね」


先輩は、そう言いながら片足を上げる。

その足には、草履ではなくサンダルがっ!?


「先……副社長ずるいです! 私もサンダルがいい」


「ずるいって……用意してあったんだよ。……新婦様、少々お待ち下さいませ」


先輩は、苦笑して廊下を戻って行き、すぐにサンダルを持って帰って来た。

そして座って私の足元に置いてくれる。