*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~

「すみません、何だか気分が……」


「え!? どうした? 綾瀬」


「熱が出てきてるかも。 微妙に体温高い気が……大丈夫?」


言われてみれば、確かに……。

浮気諸々のショックだけでなく、風邪のひきかけかも。


先輩は、私をしっかり左腕で支え右手で熱を計る。


「やっぱり……送るよ」


そう言うと一気に腕に力を込め軽々と抱き上げるから、私は焦って先輩の首に手を掛けた。

同時に女子から悲鳴が上がり、また顔が熱くて堪らなくなる。


「相葉、エントランス先に車回して」


「了解」


「俺が、送ります」


相葉先輩が歩き出した直後、課長が待ったを掛けるようにそう言った。