*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~

何が……って何だろ?自分では、全然わからない。


「ただ先輩が言ってくれたように、お客様の望む挙式以上のものを提供したい、至福の笑顔で新たな門出を迎えてほしい。その為に出来ることは、何でもする。そう決めて頑張ってるだけ……」


そう言葉にした時、胸の中でモヤがうごめく気がして、すぐに安川様のことを思い出した。

そして黙り込んでしまう。


「……どうした?」


「…………すみません、最寄り駅で降ろして下さい」


「え?」


先輩は、私の突然の言葉に驚きながらも素早く路肩に車を寄せ停車してくれる。