*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~

罪のない課長を、振り向き様つい不満顔で見上げてしまう。

……最近よく会うな。

企画は、三階……ピン! まさか好きな人サロン?


「何溜め息付いてんの?」


「……課長が別れたせいで飲み会セッティングってうるさいんです。今までの貸し一括返済で、サロンと企画合同飲み会願います」


私の半ギレトークに唖然とした後、苦笑いして私の右肩を抱き寄せる。


「俺のせいかよ? まぁいいよ。じゃサロンの幹事はお前で、企画は俺がやる。その前に一度付き合いな。早上がりの日、連絡して」


「私は、参加しません」


「ならしない。お前が、幹事で出席ならOK」


え!? 何でよ……何で私が……?