*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~

「ははは! 超可愛い~」


「もう!」


先輩の両脇を脹れ面で突付くと、すぐに両手首を掴まれあっさり敗北。

でも凄く楽しそうに笑ってる姿に、私も嬉しくて笑顔全開。

先輩とじゃれ合う日が来るなんて、あの頃の私が聞いたらびっくり仰天!

教えてあげたい!


「こんな楽しいの久々。やっぱモデルでなくて正解。俺人見知りだし」


……普通女子の私とならお気楽極楽って?

……面白くな~い、非常に。


「よかったですね~。べっぴんさんとじゃ緊張ですしね~」


「……まあね」