家に入ると懐かしさを思い出す。

少し畳の匂いがする嫌いになれない匂い。

長い廊下を過ぎ階段を登って一番手前の部屋。

そこは私の部屋だ。

戸を開けて見ると部屋の中は机とベット小さな

棚が置いてあった。

そっか…荷物は全部東京にあるんだ。

空っぽの部屋の片隅にあるベットに飛び込む。

この短期間リフレッシュしよう。

思い出して嫌な部分も出てくるだろう。

それでも楽しんでいこう。

そう強く思っていたらいつの間にか眠っていた。