ゼロさんの言葉に何も言い返せない私。 「 私もさっき、さすがにやばいかもって 思ってました……。 」 そんな私に、また大声をだして笑う 皐月さん。 あまりの恥ずかしさに 頬が熱くなるのを感じた。 「 いいじゃん、お家ごはん。 ゼロ料理うまいんだし、 教えてあげなよ! 」 爽真さんの提案に胸が高鳴った。 「 いいんですかゼロさん! 」 私の言葉に、爽真さんのことを 軽く睨みながら 「 勝手にしろよ 」 なんて返事をしてくれたゼロさんに 心が温かくなるのを感じた。