美咲はおれに迷惑をかけたくないから、全部自分で始末をつけると言っていた。

だが、もし長引くようなら、おれが直接、彼女の夫に会って話をつけようと思っている。

もともと、美咲はおれのものだったのだ。

なんとしても、美咲をおれに「返して」もらう。