そんな風になってから、もう二週間が過ぎていた。
廊下に出ると羽生くんはそのまま階段の横にあるスペースに歩いていく。
私もそのあとをちょこちょことついていった。
少しくぼんだその場所は、内緒話をするには最適かもしれない。
「あ、ごめんね?呼び出したりして」
「ううん、大丈夫」
こうして並ぶと三浦くんよりも背が小さくて愛里と並んだときと変わらないように見えた。
その分だけ、顔と顔の距離が近くて緊張してしまう。
「あのさ」
そう言われて少し見上げながら聞く体制に入ると、なぜか羽生くんの方がふいっと目をそらした。
首に手をやりながら困ったような照れたようなそんな顔で口をひらく。
「その、須藤とケンカでもした?」
「え?」
思っていたのとちがう質問にびっくりした。
おもわず聞き返すと、羽生くんはそらしていた目を少しだけ私の方に向けてあわてたように付け足す。
「や、ほら、いっつも二人でくっついてたのに、最近一緒にいないから、さ?」
廊下に出ると羽生くんはそのまま階段の横にあるスペースに歩いていく。
私もそのあとをちょこちょことついていった。
少しくぼんだその場所は、内緒話をするには最適かもしれない。
「あ、ごめんね?呼び出したりして」
「ううん、大丈夫」
こうして並ぶと三浦くんよりも背が小さくて愛里と並んだときと変わらないように見えた。
その分だけ、顔と顔の距離が近くて緊張してしまう。
「あのさ」
そう言われて少し見上げながら聞く体制に入ると、なぜか羽生くんの方がふいっと目をそらした。
首に手をやりながら困ったような照れたようなそんな顔で口をひらく。
「その、須藤とケンカでもした?」
「え?」
思っていたのとちがう質問にびっくりした。
おもわず聞き返すと、羽生くんはそらしていた目を少しだけ私の方に向けてあわてたように付け足す。
「や、ほら、いっつも二人でくっついてたのに、最近一緒にいないから、さ?」

