赤い封筒

昨日の手紙が蘇って妙に後ろが気になった。
耳をすまして聞くと、聞こえる。

足音が聞こえる…やだっ怖い。
後ろを振り返るとそこには誰もいない。
え…気のせいだったかな。

怖いから足早に帰る。
私が足を急がすと、その足音も私のペースに合わせて着いてきた。

立ち止まってまた後ろを振り返る。
だけど、誰もいない。

なんだ…私の気のせいだったか。
その時はそのくらいしか考えてなかった。