赤い封筒

__ピロリン♪
メールを開く。

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宛先:亜子
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件名:すぐ行く。
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__ピンポーンピンポーン

「こ……ん……あ…」

何か聞こえる。
よく耳を澄ませて聞く。

「…あこちゃああああああん」

「ひっ…!」

早く…昴、早くきてっ!
私は恐怖で目をぎゅっと瞑る。

「おい!てめえ、何してんだよ!」

昴の声が聞こえた途端力が抜けて床に座る。
ドタドタと誰かが走っていく音と、ドンドンとドアを叩く音。