あたしたちはかなの部屋の真ん中のテーブルに座って、弁当箱を広げる。
「「いただきます!」」
全員で揃って言う。
「にしても、奏ん家って広いよな」
「迷路みてー」
「あたしも、一回泊まったことあるけど、トイレ行くだけで迷子になったもん」
「ま、私ん家はお金持ちだしね☆」
「「うらやましー」」
かな以外がいーなーぁと呟く。
そのあとは色んな話をしながら、お弁当を食べ終えた。