ピピピピピ ピピピピピ
あたしのスマホが06:30を知らせるアラームが鳴る。
あたしは目も開けず寝転がったまま、手でケータイを探る。
スマホを指で連打してアラームを止めると、ゆっくり起き上がった。
もう見慣れた制服に着替えて、髪をとく。
黒い髪ゴムでポニテに縛ると、スクバを持ってリビングへ行く。
「おはよぉ~」
「うい、起きたわね。朝ごはん出来てるわよ」
「はーい」
あたしは朝ごはんの食パンにかぶりつく。