「ほら、もうついたよ。」
「は、はやっ」
「言ったでしょ?降りようか?」
「ま、また?」

そりゃ、さっきも足の間にいたけどさ?
お姫様抱っこは、違うじゃん?
密着度的にさ?

「本当に、やる?」

「うん、佳乃かわいいから。」
「だから!それは確信犯なの!?」
「ん?はやく屋敷に行こ?」
「はぁ~もういいよ。お姫様抱っこでも何でもして。」


そしたら、微笑んで、、
「うん、でも、あんまり男に何でもして、なんて言っちゃだめだよ。」