「ねぇ、そういえば名前、あなたの名前は?」
「あぁ、霞(かすみ)だよ。」
「霞さん、、」
「霞でいいよ。」
不意打ちで、ニコッと笑うから私は赤面してしまった、
「ん?どうしたの?」
コテンと首を、傾けた。
本当に自分のスペック、分かってないのかな?



「じゃあ、さっそく僕の屋敷に行こうか。」
と言うや否や、なんか車輪に顔が付いてる牛車みたいなのが来た。

「ほら、乗って?あ、もしかして乗れない?」

「え?」