本気のパイライト



どうしよう…。
その展開は予想してなかった…!


私が黙っていれば、先輩はゆっくりと言った。


「もしかして、自信ねぇの?」


「………」


゙カチッ゙


どうやらこの人は、私に火をつけるのが上手いらしい。


「そんなことあるわけないじゃないですか。
いいですよ、それで決めましょう」


「おーけー。それじゃ、いくぞ。
せーの…────!」