「渡良瀬ちゃん、あいつらからそんな貰ってどーすんの?」 「え?」 「1人じゃ食べきれないだろ?」 俺がそう聞くと、渡良瀬ちゃんは少し考える素振りを見せてから一言だけ言う。 「大丈夫ですよ」 「……?」 その言葉に意味がわからないでいれば、渡良瀬ちゃんは俺を見てクスッと笑った。