「だろ?俺は来年3年だし、月希が受かったら同じ高校の先輩後輩になるな!」 「うんっ!お兄ちゃんと同じ学校に通えるように勉強頑張るよ!」 「おう、応援してるからな!」 「えへへっ、うん!」 人混みの中、2人で笑い合っていれば、屋台のいい匂いが鼻をくすぐった。 「お兄ちゃん、美味しそうなものがいっぱい売ってるよ!」