嘘つきなキミ(続編)

ーあいー

はやとはすごく辛そうだった。
時折顔をを歪めている。

それでも、泣きじゃくるこあのことをしっかり抱きしめていた。


そして、はやとに呼ばれ私は廊下にでた。


病室を出てすぐに
はやとは、倒れるように私に寄りかかって来た。

「はやとっ?!」

はやと「わりぃ、ちょっとだけ...。」


私は、はやとを支えながら近くにある椅子へ座った。

はやとは、目をつむり私に身を任せていた。


「はやと...。無理しないでよ...」

はやと「あい、わりぃ誰か先生よんでくんねえ?」

「...え?」


はやとから全ての力が抜けた。


「はやと?ねえ、はやと?」


私は急いで、当直の先生に連絡した。