嘘つきなキミ(続編)

ーこあー

カウンセリング室にいくと、奥の事務所でお父さんが倒れてた。


あいちゃんはいそいで山下先生に電話をしていた。


やっぱりあの時具合悪かったんだ...。

お父さんはすごく顔色が悪くて意識がなく、あいちゃんの上に倒れていた。
そんなお父さんをみて、お母さんが死んだ時のようだった。
頭の中で一瞬にしてフラッシュバックされ、どんどん苦しくなって来た。


「ハアハアハアハア...」

あい「こあ?」

「ハアハアハアハア...」


苦しくて、涙がたくさん流れてきた。


あい「はやとは大丈夫だよ。落ち着いて?ゆっくり息を吸って吐いて?」


うまくできず、首を振った。