嘘つきなキミ(続編)

ーはやとー

あい、わりーな。
無理だとわかってても、救ってやりてえんだ。
1日でも長く、生きてて欲しいんだ。

俺は、その日を境に病院に泊まって、色々な資料や海外のレポートを読み漁った。

でも...
何もしてやれる事なんてなかった。

俺が唯一出来るのは、緩和治療だけだった。


それでも、俺は探し続けた。