嘘つきなキミ(続編)

ーゆうきー

俺は、携帯の時計を見た。
そろそろこあが来る時間だ。

俺はちゃんとはなせるんだろうか。
こあは、こんな俺でも受け入れてくれるんだろうか。
時間が進むにつれどんどん不安になっていた。
その時...


ーコンコン

ノックとほぼ同時にドアが開いた。


「こあ...」

こあ「ゆうき話ってなに?気になって気になって授業に集中出来なかったんだからねー」


そう笑顔で言って来客用の椅子に座った。
ぁあ。兄貴が言ってたのはこうゆう事だったんだ...。
兄貴もこんな想いだったのかな...。
俺はそんな事を考えていた。

こあ「で、話って何ー?」

ゆうき「ぁあ。あのな...なんてゆーか、、、」

こあ「どうしたの?」


俺は、まっすぐこあの顔を見て覚悟を決めた。