嘘つきなキミ(続編)

ーガラガラ

俺は、ドアの開く音で目が覚めた。

入ってきたのは、はやと先生だった。


「あれ?どうしたの?」

はやと「わりーな。寝てたか?お前が寝てるなんて珍しいな。」

「ぁあ。こあになんて言おうか考えてたんだけど、思い付かなくてとりあえず寝ることにした。」

はやと「そっか。看護婦さんがめずらしくゆうきが寝てるって言ってたから、具合い悪いのかとおもって見にきたんだ。」

「大丈夫。具合悪くないよ。」

はやと「ならよかった。無理だけはすんなよ。別に今日話さなくたっていいんだから。」

「もう、こあに話あるって連絡しちゃったし。気持ちが揺らぐ前にちゃんと話そうと思って。」

はやと「そおか。まあなんかあったらすぐ連絡しろよ。今日はもう仕事終わって、溜まってた仕事するから医局にいるから。電話はいつでも出れるしな。」

「わかった。ありがとう。また、連絡する。」

はやと「おう。じゃあ、行くな。」


はやと先生は、そう言って医局へと戻っていた。