嘘つきなキミ(続編)

その後俺は部屋に戻って来た。
こあに病気の事話すか悩んでいた。

もし、病気の事を話したらこあはどう思うんだろう。

あい先生が言っていた事は一理あると思う。
でも、、、
怖いんだ
今の関係が変わっちゃうんじゃないかって...
そして、こあの涙が...


ーガラガラ

「はやと先生?」

はやと「どうした?」

「俺...こあに病気の事話してもいいのかな...?」

はやと「急にどうした?」

「さっきあい先生の所に行ってきた。あい先生は、話した方がいいって...相手にも心の準備が必要だって...。相手の事を本当の意味で思うならねって...。」

はやと「そうだな...。俺も思ったよ。こうへいがもっと早く話してたら、あいはこんなに苦しまなかったんじゃないかなって...」

「そっか...。」

はやと「こあなら大丈夫だ。すぐには無理だけど、あいつはちゃんと受け入れられるから。だから、いくら時間がかかってもちゃんとお前の口からちゃんと伝えてやってくれ。」

「わかった。今日こあが来たら話してみるよ。」

はやと「無理すんなよ。なんかあったら呼んで。俺からも口添えしてやるから。」

「ありがとう。」

はやと先生は、これ俺の番号なと言って紙に書いて渡してくれた。
俺は、早速自分の携帯に連絡先を登録した。