嘘つきなキミ(続編)

ーはやとー

こあと赤羽先生が出て行った。

気を遣った訳ではなさそう…
そんな事こあの顔を見れば一瞬で分かった。


あい「こあに悪いことしちゃったかな…」


俺は首を振った


「こあは、ちゃんと分かってるよ。」

あい「…」

「あい。」

あい「…ごめん。」


あいは俯いた。


俺は、あいの頭に手を置いた


「あい。そのままでいいから聞いてな。俺、そろそろ時間になっちまった。」


あいは、大きな目に溢れんばかりの涙を溜め顔を上げた。

俺は微笑み話を続けた


「あい、お前に再会出来て良かった。お前の事本当に愛してる。今までありがとな。」


あいは、何も答えず涙を流した。


「あい、、、こあ呼んでくれないか?」


あいは、何も言わずこあを呼びに行ってくれた。