嘘つきなキミ(続編)

ーあいー

それから数日後はやとの体調は急激に悪化していった。
ベットから起き上がる事も、目を開けている事も少なくなってきた。

私は、したくも無い覚悟をせざるおえなくなった。


「はやと…」

はやと「…ん?」

「置いてかないで…」

はやと「ごめんな…」

「やだよ…」

はやと「あい、ありがとな。」


私は、首を横に振った。


はやと「俺に最期に、幸せな時間をくれて、ありがとう。」

「やめてよ…そんな事言わないで…」

はやと「あい、ごめんな。」

「はやと、お願いだから…」

はやと「お前と再開出来て本当に良かった。あいは、俺といて幸せだった?」


私は、大きく頷いた。


はやと「よかった。。。あい、ちょっと疲れたから寝るね?」


そう言ってはやとはゆっくり、目を瞑った。