ーはやとー


こあ「お父さん、幸せになってよ…」


俺はこあの頭に手を置いた。


「そうだな。。。こあ?お父さん、幸せだよ?お父さんの側にはいつもこあがいてくれて、あいだっていてくれる。こんな幸せなことないんじゃないかな?」

こあ「…それは、違うよ」

「え?」

こあ「だって…お父さん、お母さんが居なくなっちゃってから、いつも寂しそうな顔してる。昔みたいに笑わなくなった。」

「…」


俺は俯いてしまった。


こあ「お父さん。もう、自分の事責めなくていいんじゃない?」