ーあいー

はやとは向日葵畑に連れて来てくれた。
そこは、青空が広がり永遠に続いてるんじゃないかと思ってしまうほどの向日葵が咲いて居た。


「すごい…」


その光景に、私は圧倒された。


「あい、俺が死んでもこの向日葵のような笑顔で居てな。」


思わずはやとの顔をみた。
でも、はやとは微笑みながら向日葵畑を眺めていた。


私の目からは涙が流れた落ちた。


「泣くのは、俺の前だけな。」


そう言ってはやとは、力強く抱きしめてくれた。

どんどん溢れ出す涙。
私は、いつまでも泣き続けた。