嘘つきなキミ(続編)

ーこあー


少し落ち着き、お風呂から上がった。

私は、リビングに寄らずそのまま部屋へ向かった。


今日は、色々ありすぎて疲れたのに、なかなか寝る事が出来ずにいた。


ベットに寝転び、ぼーっとしながら天井を見ていた。


ーコンコン


「はーい」

はやと「ちょっといいか?」

「うん。」


私はベットから起き上がり座り直した。


はやと「こあ。ごめんな。」

「ん?」

はやと「俺まで病気になっちゃって…」

「お父さんのせいじゃないよ。。。」


私は俯いてしまった。


はやと「ありがとう。お父さんな、こあを置いていがないといけない事が本当に辛い…」

「…」

はやと「こあ?あいと住む事本当はどう思ってる?」

「あいちゃんと住むのは嫌じゃない。むしろ1人になったり、施設に行くくらいなるなら、一緒に住んで欲しい。。。でも…」

はやと「ん?」


こあは、顔を上げお父さんの目を見た。


「…あいちゃんの人生を壊したくない。」

はやと「そうか…。」

「だって、あいちゃんは優しいでしょ?こあが1人になっちゃうって分かってるでしょ?そんな状況であいちゃんは、ダメって言うと思う?」

はやと「…そうだよな…」

「だから、私は1人で暮らすよ。」

はやと「…」


お父さんは、なにも言わず俯いてしまった。